意外と士業が知らない相続のこと– category –
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生命保険受取人の変更を遺言で行うことも可能?
今回は、遺言事項についてです。 【生命保険金受取人の変更を遺言で行うことは可能なのか?】 生命保険の受け取り人を妻にしていますが、遺言者は、子供を受け取り人に変更する様に、遺言書に記載しました。 これは認められるのでしょうか? という相談が... -
相続ニュース:相続税、電子申告可能に~10月から個人の国税手続き整う~
相続税の申告・納税が10月からインターネットでできるようになる。 国税庁が国税電子申告・納税システム「e-Tax」を使った相続税の申告を受け付ける。 10月からe-Taxで受け付けるのは今年1月1日以降の相続が対象。 相続人や、申告を代理できる税理士は同庁... -
相続ニュース:土地贈与 国と生前契約~「相続人なし」円滑に国有化~
財務省は2020年度にも、相続人がいない高齢者が生前に国と贈与契約を結ぶ制度をつくる。土地が極度に荒れていて管理費がかさまないかや、所有者に過剰な債務がないかなどを調べた上で契約を結ぶ。所有者が亡くなった時点で所有権を国に移し、土地の管理や... -
生命保険の請求期限ってありますか?「生命保険金などの請求権の期限」
Aさんが死亡後、被保険者がAさんである生命保険の死亡保険金の請求を行うのですが、来月で丸2年が経ちます。 現在遺産の調査中なのですが、生命保険金などの請求期限はあるのでしょうか? 【生命保険金などの請求権には一定の期限があります】 「生命保険... -
指定代理請求の名義変更をせずに離婚した元配偶者は、指定代理請求特約の権利はあるの?
【旦那が、指定代理請求特約を元妻に指定して結んだ生命保険。】 離婚した旦那が、生命保険の指定代理請求特約を結んだことをすっかり忘れていて、その後再婚しました。 その後、旦那が入院したことを知った元妻が、契約した保険会社へ「私が指定代理人で... -
配偶者に先立たれた後の生き方を考える時に必要な手続きとは?
【姻族関係終了届と復氏届の違い】 ある日、突然夫を亡くした山本さんの事例です。 夫は、まだ40歳と働き盛りの時に過労で急死してしまいました。 急な死で気持ちの整理もつかないまま、亡き夫の両親の介護を月に3、4回ほどしていました。 しかし、自分... -
相続ニュース:所有者不明地 解消へ一歩~法成立、売却一部可能に~
所有者不明の土地を一定の条件で売却できるようにする法律が17日の参院本会議で成立した。所有者不明土地問題研究会の推計では16年時点の所有者不明土地は、全国で410万ha(ヘクタール)とされ、九州本島の面積約370万haを上回る。手を打たなければ40年ま... -
相続ニュース:「市民後見人」養成24% 全国自治体~家裁の選任も低調~
認知症や知的障害などで判断力が不十分な人を支援する成年後見で、制度に関する一定の知識を身に付けた「市民後見人」の養成に取り組んでいる市区町村は全体の24%(421自治体)にとどまることが、厚生労働省の調査で分かった。 岐阜、和歌山、山口、佐賀の... -
団体信用生命保険請求の手続きが遅れたら支払いされない?時効はあるの?
団体信用生命保険の死亡保険金請求の手続きが遅れ、死後数年が経過してから請求をしたら、3年以内に請求しないと時効になり、支払いができないと言われました。 団信加入時に説明や、加入申込書の約款にもその様な事は載っていなかったのですが、本当に支... -
相続ニュース:新紙幣 生活に影響は?~タンス預金取り崩しの契機~
新しいお札が2024年度に20年ぶりに発行される。 日銀によると、一度発行された紙幣は、法令に基づく特別な措置がとられない限り通用力を失うことはない。 現在22種類もの紙幣が有効で、うち18種類はすでに発行が停止された紙幣だ。 「今のお金が使えなくな...