意外と士業が知らない相続のこと– category –
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相続ニュース:土地一部所有者で売却可~持ち分は金銭で供託~
国土交通省と法務省は「所有者不明土地」について、一部の所有者によって売却や賃貸ができる仕組みをつくる。 売却などの手続きを柔軟にすることで企業や近隣の住民が土地を取得しやすくし、九州本島の面積に相当するとされる所有者不明の土地の活用を進め... -
相続ニュース:全国初「ふるさと相続」~行政に寄付 生前に運用益~
遺産などを相続人以外に寄付する遺贈寄付について、奈良県生駒市は遺言代用信託を使ったオリックス銀行などの仕組みを利用し、全国初となる寄付を受け入れた。 「ふるさとレガシーギフト」として、オリックス銀行や遺贈寄附推進機構などが2019年4月から全... -
相続ニュース:国税、海外資産の監視強化~報告義務化5年~
国税当局が富裕層の海外資産への監視を強めている。 海外資産の報告が義務付けられて5年。年末の時点で海外に5000万円を超える財産を持つ人は、国外財産調書を提出する義務がある。 初年の14年(13年末分)の提出は約5500件、徐々に増加して19年(17年末分... -
相続ニュース:「後見制度支援預金」広がる~家裁の指示で引き出し~
認知症などで判断能力が衰えた高齢者の資産を管理する「後見制度支援預金」が広がっている。 預金の引き出しや解約に家庭裁判所の了承が必要で、3メガバンクが取り扱いを始めた。地方銀行でも広がっており、銀行業界は成年後見人による財産の使い込みとい... -
相続ニュース:「民事信託」2223件~高齢者財産管理、家族に~
高齢者の財産などの処分や管理を家族らに託す「民事信託」(「家族信託」とも呼ばれる)の公正証書の作成件数が2018年に2223件だったことが1日、日本公証人連合会の初調査で分かった。 遺言や成年後見制度よりも財産管理の自由度が高いことから増加傾向に... -
相続ニュース:「デジタル資産」相続に備え~知らぬ間の損失に注意~
故人が残したインターネット銀行の預金口座・証券口座・電子マネー・暗号資産(仮想通貨)などの相続が、新たな問題として浮上している。 郵送による通知などがないため、相続人がデジタル資産の存在を知らないという問題が起きている。 また、親がネット... -
相続ニュース:「高齢者おひとり様」死後託す~葬儀や納骨、官民が終活支援~
ひとり暮らしの高齢者が増えている。 近くに家族や近親者がいなければ、自身の最期や死後の手続きを誰に託すか不安に感じる人もいるだろう。 そんな「おひとり様」向けに、自治体や民間企業などで終活を支援する動きが広がっている。見守りや安否確認だけ... -
相続人の遺産分割をする前に、相続人にする相続分の譲渡ってどういう意味?
相続には、一般の人にはわかりにくい専門用語がたくさん出てきます。 その言葉の意味を正しく理解し、わかりやすく説明できないと、お客様は理解しにくくなってしまいます。 今回は、相続分の譲渡についてです。 【遺産分割協議がまとまらない状態で、相続... -
相続ニュース:認知後3ヶ月 放棄可能~親族の債務 知らずに相続人に~
伯父の債務を相続放棄しないまま父親が死亡した場合、その債務を引き継ぐことになった子どもはいつまでに相続放棄をすれば返済を免れるのか。 こうしたケースで、最高裁は、子ども自身が債務の相続人になったことを知ってから3ヶ月以内に相続放棄すればよ... -
相続ニュース:所有者不明地 国土の2割に?~登記義務付け、抑制期待~
誰が所有しているのかがわからない「所有者不明土地」が全国で増えている。 土地を相続した時は、法務局に申請して不動産登記簿上の名義を換えるのが原則だが、法的義務ではないからだ。2016年時点で九州本島を上回る規模に広がり、2040年に国土の2割、北...